1700応用理学一般

1700応用理学一般

電子ビームイオントラップ装置を用いた多価イオン原子物理学~ 極めて稀な発光を世界で初めて観測~

2021-01-13 核融合科学研究所 原子は、正の電気を持つ原子核と負の電気を持つ電子で構成されています。原子から電子を1個取り去るとイオンになり、それを1価イオンと呼びます。水素原子の電子は1個ですが、炭素や鉄などの原子は複数の電子を持...
1700応用理学一般

原子層の積み木細工によるトポロジカル物質設計 ~世界初となる高次トポロジカル絶縁体の実証~

2021-01-05 東京大学,東京工業大学,理化学研究所,大阪大学,産業技術総合研究所,科学技術振興機構 ポイント 原子層の積み方の違いでさまざまなトポロジカル相を実現できることを示した。 その積み方を上手く選んでスピン流の通り道を変えら...
1700応用理学一般

光の波面制御により計測画像を消す技術で顕微鏡を高感度化~従来の定量位相顕微鏡の位相検出限界を突破~

2021-01-01 東京大学 戸田 圭一郎(物理学専攻 博士課程2年生) 玉光 未侑(物理学専攻 博士課程3年生) 井手口 拓郎(フォトンサイエンス研究機構 准教授) 発表のポイント 従来の定量位相顕微鏡の位相検出限界を超える高感度の定量...
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1700応用理学一般

軟X線渦ビームのらせん波面の観測に成功~磁性体中のトポロジカル欠陥構造に対する新たな観測手法~

2020-12-25 高エネルギー加速器研究機構,東北大学 大学院理学研究科,高輝度光科学研究センター,理化学研究所 概要 東北大学大学院理学研究科の石井祐太助教、分子科学研究所 山本航平研究員、高輝度光科学研究センター(JASRI)放射光...
0500化学一般

SIP研究成果を社会実装するための マテリアルズインテグレーションコンソーシアム発足

2020-12-22 物質・材料研究機構,科学技術振興機構,内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当) 内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の第1期「革新的構造材料」および第2期「統合型材料開発システムによるマテリア...
1700応用理学一般

電気化学反応の選択性を高める秘訣~選択的に窒素一窒素結合を作る仕組みを原子レベルで解明~

2020-12-17 理化学研究所 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター生体機能触媒研究チームの中村龍平チームリーダー、何道平国際プログラム・アソシエイト(研究当時)らの国際共同研究グループは、選択的に窒素-窒素(N-N)結合を作る...
1700応用理学一般

何が合金をガラスになりやすくしているのか

2020-12-12 東京大学 ○発表者: 田中 肇(研究当時:東京大学 生産技術研究所 教授/現:東京大学 名誉教授) ○発表のポイント: ◆液体を冷却すると結晶化するかガラス化する。合金のように複数の原子種の混合物がガラスになりやすいか...
1600情報工学一般

物理法則に忠実なシミュレーションを行う人工知能 ~デジタル解析学でエネルギー保存・減衰性を再現~

2020-12-08 神戸大学,大阪大学,科学技術振興機構 ポイント 人工知能を活用した物理現象の予測が可能となれば、シミュレーションの高精度化・高速化につながる。 今までの方法では、デジタル化の影響でエネルギー保存則などの物理法則が成り立...
0505化学装置及び設備

鉄の磁石の「表面の謎」を解明!~ 一原子層単位の深さ精度で磁性探査する新技術を開発~

2020-12-04 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 一原子層単位の深さ精度で材料表面付近の磁性を観察できる新計測技術を開発 これまで謎だった鉄表面付近の磁性を原子1層毎に観察し、磁力が層毎に増減するという複雑な現象が起きているこ...
1700応用理学一般

半導体が磁石にもなるとき何が起こるのか?

エレクトロニクスから次世代スピントロニクス社会実現への一歩 2020-12-04 日本原子力研究開発機構,東京大学,京都産業大学 【発表のポイント】 エレクトロニクスとスピンを融合したスピントロニクス技術で鍵を握る「強磁性半導体」について、...
1700応用理学一般

地下環境での鉄とケイ素の相互作用メカニズムを解明する

還元環境下における二価鉄ケイ酸塩共沈生成物の特性の把握 『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.89 図8-22 Fe(II)と Si の反応試料の固相特性と溶液化学 (a)は共沈生成物の典型的な X 線回折分析結果で、二つのブロード...
1700応用理学一般

電子を注入した酸化物材料に現れる「動きにくい電子」の正体とは?

素粒子ミュオンで解き明かす酸化物材料 SrTiO3 中の余剰電子の性質 『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.44 図 3-11 磁場を感じて回転する µ+ スピン 磁場下におかれた µ+ のスピン(立体矢印)は、ちょうどコマの首振...
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