2025-09-10 ジョージア工科大学
ジョージア工科大学の研究チームは、視覚障害者向けの「ロボット盲導犬」を開発中である。従来の盲導犬は訓練費用が最大5万ドルに達し、寿命も10年未満と限られるが、ロボットは長寿命かつ維持費が低い実用的代替手段となり得る。研究は利用者と社会双方の受容性に配慮し、外観・質感・静音性・バッテリー性能などを設計に反映。プロトタイプはGPS・Bluetooth・音声指令機能を搭載し、障害物検知カメラやSOS通報機能も視野に入れている。実験では「犬らしく見えるが過度に可愛らしくない」デザインが好まれた。論文は2025年ICRA国際会議で発表され、今後は人間とロボットの協調的インタラクションや大規模製造に向けた課題解決を目指す。
People who are visually impaired and cannot afford or care for service animals might have a practical alternative in a robotic guide dog being developed at Georgia Tech.
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