0603繊維加工 ウィルスと同サイズの微粒子を捕捉～ナノファイバー製フィルターと分子性ナノシートの複合化～
2025-05-20 東京大学東京大学生産技術研究所の石井和之教授らの研究グループは、ウイルスと同程度の微粒子（約100ナノメートル）を効率的に捕捉する新たなフィルター技術を開発しました。この技術は、数百ナノメートルの孔を持つナノファイバー...
2025-05-21
0603繊維加工 
0401発送配変電 日立エナジーが世界初の765kV天然エステル絶縁油入変圧器の試験に成功～安全性と環境性能を両立した超々高圧交流系統向け技術を実証~
2025-05-21 日立エナジー日立エナジーは、世界初となる765kV/400kV単相250MVAの天然エステル絶縁油入変圧器の試験に成功しました。この変圧器は、従来の鉱油に代わり、引火点が約2倍高く、自己消火性を持つ天然エステル油を使用...
0500化学一般 マグネシウム電池の劣化挙動を解明
2025-05-21 北海道大学北海道大学大学院理学研究院の小林弘明准教授らの研究チームは、次世代蓄電池として注目されるマグネシウム電池の劣化メカニズムを解明しました。研究では、電解液中の微量な水分が正極材料の分解や集電体の腐食を引き起こし...
0301機体システム 空の安全を守りながら、CO2排出低減を実現する～航空機の既存装備を活用し、燃料消費量と管制負荷の削減を両立～
2025-05-21 東京大学東京大学先端科学技術研究センターの伊藤恵理教授らの研究チームは、航空機の既存装備を活用し、空の安全を確保しながらCO₂排出量と燃料消費を削減する新たな航空交通運用手法を提案しました。この手法は、固定飛行経路角（...
1202農芸化学 トマトの病原菌を食べる菌を発見～作用メカニズムを解明、バイオ農薬開発に期待～
2025-05-21 摂南大学摂南大学農学部の研究チームは、トマトの葉かび病菌に寄生する菌寄生菌「Hansfordia pulvinata」が、抗菌性化合物「デオキシフォメノン」の生合成遺伝子群を獲得し、病原菌への寄生能力を進化させたことを...
1700応用理学一般 ピコキャビティに閉じ込めた水素の分光計測に世界で初めて成功～原子スケールの極微空間における軽分子の精密ラマン分光～
2025-05-21 分子科学研究所分子科学研究所の熊谷崇准教授と杉本敏樹准教授らの研究チームは、原子スケールの極微空間「ピコキャビティ」に吸着した水素分子の精密なラマン分光計測に世界で初めて成功しました。この研究では、低温・超高真空環境下...
0502有機化学製品 大気圧水素下でバイオマス由来フラン類の水素化反応を促進～安価な非貴金属を基盤とする高機能性触媒を開発～
2025-05-21 大阪大学,神戸大学科学技術振興機構2025年5月21日、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）は、大阪大学および神戸大学との共同研究により、バイオマス由来のフラン類を大気圧水素下で効率的に水素化する非貴金属ナノ粒子...
1703地質 火山土地条件図「日光白根山」「弥陀ヶ原」を公開～火山の成り立ちや火山災害リスクの把握に役立ちます～
2025-05-21 国土地理院国土地理院は2025年5月22日、栃木県と群馬県にまたがる「日光白根山」と富山県の「弥陀ヶ原」の火山土地条件図を公開しました。これらの図は、火山地域の地形や噴出物の分布、侵食作用による地形変化などを詳細に示し...
1900環境一般 森林カーボンクレジット評価の新研究（New study evaluates the strength of protocols for forest carbon credits）
2025-05-20 デラウェア大学（UD）デラウェア大学のロドリゴ・バルガス教授らは、森林カーボンクレジット市場で使われている20のプロトコルを評価し、多くが炭素削減や除去量を正確に反映していないと報告した。評価基準には炭素貯留の永続性、...
1702地球物理及び地球化学 衛星による地球観測の精度を高める「ムーンライトデータ」公開（NIST Moonlight Data Will Help Satellites Get a More Accurate Look at Earth）
2025-05-20 米国国立標準技術研究所（NIST）NASA’s ER-2 taking off with the air-LUSI moonlight collection equipment on board. Credit: NA...
1202農芸化学 野生ホウレンソウに由来する病害抵抗性の育種可能性（Wild spinach offers path to breed disease resistance into cultivated varieties）
2025-05-20 ワシントン州立大学（WSU）ワシントン州立大学の研究チームは、中央アジア原産の野生ホウレンソウ（Spinacia turkestanica）が、米国の種子生産を脅かすフザリウム萎凋病に対し高い耐性を持つことを発見した。...
1900環境一般 州主導の気候変動対策が有効との新研究（Even Without Feds, States Can Take Meaningful Action on Climate Change）
2025-05-20 ノースカロライナ州立大学（NCState）ノースカロライナ州立大学とカーネギーメロン大学の研究チームは、米国連邦政府の気候対策が不十分な中でも、23の気候志向の州が協力すれば、2050年までに国内の温室効果ガス排出量を...