1400水産一般 軽いカレイはよく泳ぐ~異体類の体比重と生態の関連を指摘~ 2025-04-18 北海道大学北海道大学水産科学研究院の山村織生准教授らは、カレイなど異体類16種の体比重を計測し、摂餌習性との関連を明らかにした。遊泳性の高い魚類やイカを捕食する種は体比重が低く、海水より軽い例もあり、効率的な遊泳に適す... 2025-04-18 1400水産一般
1903自然環境保全 湖と海で環境DNAの拡散距離は異なる~生物多様性調査に向けた環境DNAの"生態"の解明~ 2025-04-18 京都大学京都大学を中心とした研究グループは、湖と海における環境DNA(eDNA)の拡散特性に違いがあることを文献調査と再解析により明らかにした。環境DNAは、水中の生物が排出するDNA断片であり、非侵襲的に生物多様性を... 2025-04-18 1903自然環境保全
1702地球物理及び地球化学 地球中心を超える超高圧力領域で9つの物質の圧縮特性を決定~巨大惑星深部科学・物性科学の発展へ貢献~ 2025-04-17 愛媛大学愛媛大学の研究チームは、地球の中心圧(約360GPa)を超える超高圧力環境下において、9種類の物質(水素、ヘリウム、H₂O、CO₂、NaCl、MgO、SiO₂、Fe、FeO)の圧縮特性を正確に決定することに成功... 2025-04-18 1702地球物理及び地球化学
0502有機化学製品 パーフルオロ化合物を捕捉する分子カプセル~100%の効率・選択性とその機構解明~ 2025-04-18 東京科学大学東京科学大学の研究チーム(加井うらら氏・吉沢道人教授ら)は、水中でパーフルオロ化合物を100%の効率と選択性で捕捉可能な分子カプセルを開発した。芳香環構造を持つナノ空間を利用し、分子骨格の微調整によって化合... 2025-04-18 0502有機化学製品
2004放射線利用 α線がん治療薬の”有効性”を迅速に見える化~α;線放出核種の化学形・放射能同時分析システムを販売開始~ 2025-04-18 日本原子力研究開発機構,量子科学技術研究開発機構,明昌機工株式会社日本原子力研究開発機構と量子科学技術研究開発機構は、α線がん治療薬の有効性を迅速に「見える化」する新分析システム「NuS-Alpha」を開発・販売開始し... 2025-04-18 2004放射線利用
2001原子炉システムの設計及び建設 磁場強度の変化が引き起こすプラズマ乱流遷移メカニズムの解明~乱流構造形成と相互作用の新たな視点~ 2025-04-18 九州大学九州大学の研究チームは、プラズマ乱流の遷移メカニズムを解明するため、磁場強度を変化させた実験と数値解析を通じて、乱流から秩序構造(輸送障壁)への変化に伴うエネルギー移動の詳細を明らかにした。具体的には、磁場強度... 2025-04-18 2001原子炉システムの設計及び建設
1702地球物理及び地球化学 北極の冬季海氷域面積が衛星観測史上最小を記録 2025-04-18 国立極地研究所,宇宙航空研究開発機構国立極地研究所とJAXAは、2025年3月20日に観測された北極の冬季海氷域面積が1379万平方キロメートルと、1979年からの衛星観測史上最小であったと発表した。これは従来の最小記... 2025-04-18 1702地球物理及び地球化学
0504高分子製品 プラスチックより植物:持続可能な包装をより耐久性のあるものにし、プラスチックよりも安価でエネルギー効率の高い代替品(Plants over plastics:Researchers make sustainable packaging more durable, offering a less-expensive, energy-efficient alternative to plastic.) 2025-04-17 バージニア工科大学(VirginiaTech)バージニア工科大学の研究チームは、食品廃棄物を原料とする生分解性バイオプラスチック「PHA(ポリヒドロキシアルカノエート)」の製造技術を開発している。微生物を用いて廃棄物か... 2025-04-18 0504高分子製品
1900環境一般 陸域生態系における標高勾配に沿った有毒元素の駆動因子を解明(Study Clarifies Potential Drivers of Toxic Elements Along Elevational Gradients in Terrestrial Ecosystems) 2025-04-11 中国科学院(CAS)中国科学院西双版納熱帯植物園の研究者らは、標高勾配に沿った毒性元素の分布と蓄積パターンに関する包括的な文献レビューを通じて、これらの要因に気候や植生の変化が重要な影響を及ぼすことを明らかにした。特に... 2025-04-18 1900環境一般
0403電子応用 「不可能な物質」の融合に成功(Scientists Merge Two “Impossible” Materials Into New Artificial Structure) 2025-04-01 ラトガース大学ラトガース大学の研究チームは、これまで不可能とされていた2種類の合成材料を融合させ、全く新しい量子構造「人工量子サンドイッチ」を作製した。この構造は、空気に触れずに成膜・解析を行う専用マシンで合成され、電... 2025-04-18 0403電子応用
1700応用理学一般 曲がる中性子ビームが産業応用に前進(Curved neutron beams could deliver benefits straight to industry) 2025-04-17 バッファロー大学(UB)バッファロー大学とNISTを中心とした国際研究チームは、史上初となるカーブした中性子ビーム(Airyビーム)の生成に成功した。従来のレンズや電磁場では操作できない中性子を、特製のシリコン回折格子... 2025-04-18 1700応用理学一般
0303宇宙環境利用 火星の炭酸塩消失の謎を解明か(NASA’s Curiosity Rover May Have Solved Mars’ Missing Carbonate Mystery) 2025-04-17 NASANASAのキュリオシティ探査車は、長年謎とされてきた「火星に炭酸塩鉱物が見つからない問題」に対する有力な解答を発見した。ゲール・クレーター内のセントラル・ビュート(Central Butte)での観測から、かつ... 2025-04-18 0303宇宙環境利用