イラン:テヘラン市医療機材整備計画

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ODA(The Project for the Improvement of Medical Equipment in Tehran City)

【写真】プロジェクトの様子

国名 イラン [協力地域地図]
贈与契約(G/A)締結 2018年2月
事業 無償資金協力
供与額 15.34億円
課題 保健医療

プロジェクトの紹介

イランでは、非感染性疾患による死亡者数が増加傾向にあり、死亡原因に占めるその割合は、76パーセントと世界平均(65.5パーセント)よりも高くなっています。同国では、長期間に及ぶ経済制裁に起因する外貨不足により、医療機材の老朽化と不足が常態化し、診療を行う環境が整っていない状態です。特に地域格差が大きく貧困層の多いテヘラン市東部において、非感染症疾患の医療ニーズが高まっており、医療機材の整備が課題です。この協力では、テヘラン市東部のイマーム・フセイン総合病院およびアラシュ女性病院において、がんと循環器系疾患に関する早期発見・治療に必要な機材を整備し、同市の医療サービスの質の改善に寄与します。

協力現場の様子

  1. 写真1
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  10. 写真10

キャプション

  1. イマーム・フセイン総合病院。シャヒド・ベヘシュティ医科大学傘下の教育病院。がんセンターを有する。
  2. 血管X線撮影装置シングルプレーン。機齢7~8年程度。1台しかなく、救急患者のカテーテル治療は他院へ紹介する。隣接する医師室及び倉庫を改修して新アンギオ室(シングルプレーン床走行)を準備する計画。
  3. 血管X線撮影装置、シングルプレーン、イタリア製。病院から所属の神経内科認定医と循環器内科医が場所を借りて使用している。脳血管内治療にはバイプレーンが適しているが、現在はシングルプレーンで実施している。
  4. 超音波診断装置(循環器用)。機齢7~8年、継続使用可能。探触子は成人用セクター探触子を使用。現在は心臓用の探触子がないため、限定的な検査しか実施できない。カテーテル治療後の患者には経食探触子による検査が必須。
  5. アラシュ女性病院。テヘラン医科大学傘下の公的女性病院(128床)。乳がんの検査拠点病院、腹腔鏡トレーニングセンターに指定されている。
  6. 新画像診断棟建設予定地。地下2階にMRIと地下1階にCT、地上1階に受付、地上1階既存カフェテリアからエレベーターによるアクセスを想定。既存画像診断部からの医師、放射線技師等の移動も容易な場所である。
  7. 乳房X線診断装置。韓国製。モニター劣化、画質の低下がみられる。乳房圧迫の部品が破損し、診断に堪えうる画像が撮影できない。生検機能がないため、同検査が必要な患者は他院へ紹介せざるを得ない状況。他施設に移設して、デジタル式乳房X線診断装置の設置を計画。
  8. 一般X線診断装置。機齢20年以上。不具合発生時の部品交換が困難となってきており、更新が必要。照射野が開かず、診療に堪えうる画像が撮影できない。他施設に移設して、日本側調達予定の据置型デジタル式汎用X線診断装置の設置を計画。
  9. 腹腔鏡(切除鏡1式、子宮鏡2式)。月に200件程度の腹腔鏡下治療を実施している。鋼製小物の不足により、治療に支障をきたしている状況。
  10. 移動型X線診断装置。新生児集中治療室に2台配置。1台は調達後20年以上経過しており不稼働。いずれもコンピュータX線撮影(CR)タイプで撮影画像をその場で確認できない。移動が困難な術後患者などの診断が可能な平面X線検出器(DR)タイプへと更新する。

事業評価情報

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