下水道圧送管路における硫酸腐食箇所の効率的な調査技術をガイドライン化

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「腐食の危険性が高い箇所を確実に調査し、事故リスクを低減」
2018/03/09  国土技術政策総合研究所
国総研は、「下水道圧送管路における硫酸腐食箇所の効率的な調査技術」について、現地での実 証を踏まえ、平成 30 年 3 月 9 日に導入ガイドライン(案)を策定しました。 本技術は、構造の特性上、点検調査が難しい下水道圧送管路において、硫酸腐食の危険性の高 い箇所を机上スクリーニングし、現場で管内腐食状況を調査診断するための技術です。 本技術の導入により、腐食の危険性が高い箇所を確実に調査することが可能となり、重大事故 の回避(事故リスクの低減)及び維持管理の効率化が図られることが期待されます。
1.背景・経緯

近年、内面モルタルライニングのダクタイル鋳鉄管が使用されている圧送管路で、たびたび硫化 水素に起因する硫酸腐食による漏水や道路陥没の事故が発生しています。圧送管路は、自然流下管 きょと異なり圧力状態で下水が流下することから、管の破損時期と間を置かずに下水が噴出し、溢 水や道路陥没事故等の大事故に繋がると考えられ、事故を未然に防ぐための予防保全的な調査が極 めて重要です。 そこで、国総研では、下水道革新的技術実証事業(B-DASH プロジェクト※)として、「下水圧送 管路における硫化水素腐食箇所の効率的な調査・診断技術に関する研究」を平成 28 年度に実施し、 その成果をガイドラインにまとめました。

※B-DASH プロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project 下水道における新技術について、国土技術政策総合研究所の委託研究として、民間企業、地方公共団体、 大学等が連携して行う実証研究
2.本ガイドライン(案)の公開

・下水道圧送管路における硫酸腐食箇所の効率的な調査技術導入ガイドライン(案) 本ガイドライン(案)は、下水道事業者が本技術の導入を検討する際に参考にできるよう、技術 の概要、導入検討、運用・維持管理等に関する技術的事項についてとりまとめたものです。また、 本ガイドライン(案)は、国土技術政策総合研究所下水道研究室ホームページ (http://www.nilim.go.jp/lab/ebg/b-dash.html)で公開しています。

3.本技術の概要及び効果

(問い合わせ先)

国土技術政策総合研究所 下水道研究部 下水道研究室 室長 岩﨑 宏和、主任研究官 深谷 渉

http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/kisya/journal/kisya20180309.pdf

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