大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトフェーズ2

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ODA(Promotion of Regional Initiative on Solid Waste Management in Pacific Island Countries Phase 2 (J-PRISM2))

国名 大洋州地域
事業 技術協力
課題 環境管理
協力期間 2017年2月~2022年2月

プロジェクト紹介

大洋州地域の島しょ国では、国土の狭さ、生活習慣の変化に伴う廃棄物の増加、処理施設と人材の不足等、廃棄物管理を適切に行う上で課題が多く存在しています。本協力の前フェーズでは、対象11ヵ国に対し廃棄物管理に携わる人材育成や各国処分場の改善を支援しました。フェーズ2となる本協力では、対象9か国に対しこれまでに整備した基盤を活用しながら、各国廃棄物管理体制の更なる強化を目指し、戦略の策定や組織の能力強化の支援を行います。また、地域全体で災害廃棄物管理ガイドラインの作成、3Rの推進と併せて、島しょ国でリサイクルが難しい有価物や有害廃棄物を島の外に戻す「リターン」の促進に取り組みます。

協力地域地図

大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトフェーズ2の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  1. ミクロネシア連邦チューク州にある海岸沿いのごみ仮処分場。テトラポッドで囲まれた低地にごみが埋め立てられている。

  2. マーシャル諸島マジュロ州のごみ処分場。裸足で有価物を求める子どもたち。

  3. パプアニューギニア・ポートモレスビー市の市場。契約している業者が収集に来ていないため、売り場に生ごみがあふれいている。

  4. ミクロネシア連邦ポンペイ州において、家庭から排出されるごみを15種類に分類。それぞれの容量と重量を計測し、ごみの質と量を調べる。

  5. バヌアツにおいて、ごみを収集する民間事業者に聞き取り調査をする専門家。

  6. ミクロネシア連邦ポンペイ州のリサイクルセンターにて、アルミ缶やペットボトルの計量を待つ住民たち。

  7. ミクロネシア連邦ポンペイ州のリサイクルセンターにて、日本に供与されたプレス機を使って圧縮されるアルミ缶。

  8. ミクロネシア連邦ヤップ州のリサイクルセンターにて、プレス機で圧縮されたアルミ缶を前にする現地のカウンターパート。

  9. パラオのバベルダオブ島にある処分場に運び込まれるごみの重量を計測する。夜間、一時的な豪雨のなかでも、現地のカウンターパートともに調査は続く。

  10. 2017年7月、ソロモン諸島ホニアラ市で開かれたプロジェクトの運営委員会。大洋州9カ国のカウンターパートが一同に会し、廃棄物を管理する能力をいかに向上させるかについて、話し合われた。

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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