JEOL RESONANCE

0505化学装置及び設備

新しい核偏極リレー法により「水の高核偏極化」に成功 ~薬物スクリーニングや細胞内のたんぱく質解析への道~

2022-09-21 九州大学 ポイント 室温で水を高核偏極化できればNMRやMRIの検出感度向上につながるが、これまでは困難だった。 ナノサイズの有機結晶から水へ核スピンの偏極を移行する「核偏極リレー」により、室温でも水のNMR信号*1を...
0402電気応用

高分解能ポータブルNMRの開発に成功~高温超電導バルク磁石により卓上機並みのサイズを実現~

高温超電導バルク磁石の高度化に取り組み、MRIよりもさらに高い磁場均一度が必要な高分解能200MHz(4.7 T)NMRの開発に成功しました。着磁した高温超電導バルク磁石を冷凍機で冷却し、磁場を発生させた状態で輸送・移設しても、磁石の性能は変化しないことを確認しました。高分解能NMRがコンパクト・ポータブルになることで、従来機では不可能だったデスクサイドでの利用が可能になります。また、液体ヘリウムが不要であるため、ヘリウムの資源リスクを回避することで、NMRの維持コストが上昇した際の代替装置にもなり得ます。
0500化学一般

常温・常圧で二酸化炭素の多孔性材料への変換に成功~カーボンニュートラルを目指す新たな手法~

常温・常圧下において二酸化炭素(CO2)を有用な多孔性材料へと変換する新しい手法の開発に成功した。
0405電気設備

電気抵抗のない高温超電導接合で 2年間の永久電流運転に世界で初めて成功

共同研究グループは、2018年に高温超電導接合を実装したNMR装置の開発に世界で初めて成功しており、400メガヘルツ(MHz)の磁場で約2年間絶え間なく永久電流運転し、磁場の精密測定を続け、高温超電導接合が長期間にわたって安定的な永久電流を維持できることを初めて実証した。
0402電気応用

加湿不要で水素イオンを高速伝導する配位高分子ガラスの合成に成功

車載用燃料電池の電解質材料として期待 2020-05-14 京都大学 堀毛悟史 高等研究院物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)准教授、小川知弘 同特定研究員らの研究グループは、高橋一輝 株式会社デンソー研究員、西山裕介 株式...
2004放射線利用

高温超電導線材の超電導接合を持つ永久電流NMR

高温超電導線材の超電導接合を持つ永久電流核磁気共鳴(NMR)装置によるNMR信号取得に成功した。
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