超伝導

1700応用理学一般

新発見:ファンデルワールス層状準結晶の超伝導 ~第3の固体「準結晶」の超伝導発現機構の解明に糸口~

2024-03-04 東京大学 ○発表のポイント: ◆第3の固体「準結晶」の原子配列秩序をもったファンデルワールス層状物質が超伝導性を示すことを発見した。 ◆ファンデルワールス層状物質は、構造の二次元性を反映した特異な物性、及びそれを利用し...
1700応用理学一般

ウラン化合物におけるカイラリティを持つ超伝導状態を解明

2023-06-01 東京大学,東北大学,日本原子力研究開発機構 発表のポイント ◆ウラン化合物UTe2の超伝導状態において、電子対が「右回り」または「左回り」といったカイラリティを有することを見出しました。 ◆超伝導状態でのカイラリティの...
0405電気設備

グラフェン二層膜で超伝導を高めることに成功(Boosting Superconductivity in Graphene Bilayers)

2023-02-22 カリフォルニア工科大学(Caltech) ◆10年近く前、研究者たちは、特殊な光学的・電気的特性をもつ超薄型の新素材が発見され、グラフェンのライバルとなる可能性があることを予告していた。 ◆今回、カリフォルニア工科大学...
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0402電気応用

エキゾチック超伝導体の超能力を解明する意外な新手段を発見(Scientists Uncover Surprising New Clues to Exotic Superconductors’ Superpowers)

地球上で最も強力な磁石を駆使して、謎の金属の新モデルを探索することに成功 Study leverages one of the most powerful magnets on Earth to probe a new model of a...
1700応用理学一般

グラフェン原子層にカルシウム原子を挿れると特異な超伝導が発現

シリコンカーバイド(SiC)半導体結晶基板上に作られた、単一原子層グラフェンの下にカルシウム(Ca)原子が入り込むことで超伝導が発現することを発見し、そのメカニズムを明らかにした。観測された超伝導の性質が従来想定されていたモデルでは説明できない特異なもので、非従来型超伝導で予想される電子状態が関与している可能性がある。
1700応用理学一般

磁場に強い超伝導を実現する新たなメカニズムを発見

原子レベルの厚さで起こるスピンのひねりが鍵 量子コンピュータ素子などへの応用に期待 2021-03-05 物質・材料研究機構 (NIMS),大阪大学,北海道大学 NIMSは大阪大学および北海道大学と共同で、磁場によって容易に破壊される超伝導...
1700応用理学一般

量子液晶と関係した新しい超伝導状態を発見

2021-01-15 東京大学 発表のポイント ◆鉄系超伝導体において、量子液晶状態と密接に関係する新しい超伝導状態を発見した。 ◆セレン化鉄において元素置換量を系統的に変化させて圧力実験を行った結果、この物質における超伝導が、鉄系で一般的...
1701物理及び化学

新奇な超伝導状態を示すウラン化合物の電子を捉えた~ UTe2 の電子状態を世界に先駆けて観測~

『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.63 図5-18 UTe2 の結晶構造とブリルアンゾーン (a)UTe2 の結晶構造、(b)UTe2 の運動量空間における最小単位を表すブリルアンゾーンです。 図5-19 UTe2 のバンド構造...
1701物理及び化学

ボース・アインシュタイン凝縮による超伝導を初めて確認

2020-11-07 東京大学 発表のポイント 鉄系超伝導体FeSe0.79S0.21において、クーパー対(注1)のボース・アインシュタイン凝縮(注2)によって超伝導が実現している確証を得ました。 ボース・アインシュタイン凝縮によって超伝導...
0400電気電子一般

有機トランジスタで超伝導の条件を探る

強相関物質を用いて柔軟な有機トランジスタを作製し、一つの試料で電子の「数」と「動きやすさ」を同時に制御することで、超伝導の発現条件を明らかにした。
1600情報工学一般

新しい光誘起超伝導メカニズムの発見

モット絶縁体にパルス光を照射することにより、「ηペアリング状態」と呼ばれる珍しい超伝導(ηペアリング超伝導)が生じ得ることを、スーパーコンピュータ「京」などによる計算機シミュレーションをもとにして理論的に予言した。
1701物理及び化学

磁気ゆらぎと共に現れる超伝導

高圧下で超伝導と強磁性の2つの現象が現れるウラン化合物UGe2で、強磁性ゆらぎと超伝導の密接な関係を世界で初めて発見した。
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