自然科学研究機構

1701物理及び化学

ダークマターを見る!― HSC 国際チームが宇宙の標準理論を検証

2023-04-03  自然科学研究機構 すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラによる大規模撮像探査(HSC-SSP)の国際共同研究チームは、全探査の半分弱にあたる中間データを用いて、宇宙のダークマターの分布を精密に測定し、宇宙の標準理論を検証...
1701物理及び化学

太陽系の近くに低日射の小型系外惑星を発見

TESS宇宙望遠鏡と地上望遠鏡の連携により、太陽系の近傍に地球の1.7倍の大きさを持つ惑星「TOI-2285b」を発見した。惑星は比較的弱い日射を主星から受けており、惑星の組成によっては惑星表面に液体の水が存在する可能性もある。
1700応用理学一般

スーパーコンピュータ「富岳」で 太陽の自転の謎、解ける

スーパーコンピュータ「富岳」による超高解像度計算によって、太陽内部の熱対流・磁場を精密に再現した。太陽では赤道が北極・南極(極地方)よりも速く自転するという基本自転構造を、世界で初めて人工的な仮説を用いずに再現することに成功した。
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1701物理及び化学

超高温・超短周期の海王星型惑星を発見

2020-09-22 東京大学,自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター,科学技術振興機構 ポイント 公転周期が19時間しかない超高温・超短周期の海王星型惑星LTT 9779 bを発見した。 LTT 9779 bは、これまで海王星型惑...
1701物理及び化学

燃え尽きた星をめぐる無傷の巨大惑星候補の発見

2020-09-17 東京大学,科学技術振興機構,自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター ポイント 宇宙望遠鏡と地上望遠鏡による多色トランジット観測により、恒星が寿命を迎え、燃え尽きた後に残される「白色矮星」を周期1.4日で公転する...
2001原子炉システムの設計及び建設

人工ダイヤモンドを用いた高エネルギーイオン閉じ込め研究~高性能計測システムの開発~

2020-08-05 自然科学研究機構,核融合科学研究所  将来の核融合炉では、核融合反応により生成された高エネルギーイオンがプラズマを加熱する役割を担うため、高エネルギーイオンをプラズマ中に良好に閉じ込めることが必要不可欠です。このため、...
1702地球物理及び地球化学

系外惑星における第二の地球候補の軌道を初めて制限したすばる望遠鏡と新分光器IRD

7つの地球型惑星を持つ低温・低質量の恒星TRAPPIST-1に対するすばる望遠鏡の新分光器IRDを用いた観測によって、TRAPPIST-1系では星の自転軸と惑星の公転軸がほぼそろっていることが明らかとなった。
1701物理及び化学

すばる望遠鏡、銀河同士の衝突でできたジェットを撮影

2020-04-22 自然科学研究機構 国立天文台などの国際研究チームは、すばる望遠鏡を用いた観測から、2つの銀河が合体してできた相対論的なジェットを撮影することに成功しました。このようなジェットが楕円銀河で見られることはこれまでにも知られ...
1701物理及び化学

TRAPPIST-1周りの7個の地球サイズの惑星には大気がある?

2020-01-31   自然科学研究機構 TRAPPIST-1周りの地球サイズの惑星の想像図 背景 2018年、太陽系近傍(約12.43 pc)の超低温度星 TRAPPIST-1周りで7個の地球サイズの惑星の発見が報告されました。TRAP...
0502有機化学製品

高活性・高耐久性のエステル化固定化触媒~第二世代型ポリフェノールスルホン酸樹脂触媒の開発に成功

既存の固定化高分子酸触媒よりも高収率(高活性)で、かつ工業的に重要なフロー型[2]反応に適用可能な高耐久性のエステル化に有効な固定化高分子酸触媒の開発に成功した。
0300航空・宇宙一般

中性子星合体からの光を分析する世界最高精度の原子データの構築

宇宙の彼方で起こった中性子星同士の衝突と大爆発に由来する光の分析を可能とするデータを、世界最高の精度で求めることに成功した。宇宙に存在する金やプラチナなどの貴金属の起源を解明する重要な手がかりとなる。
0403電子応用

ドープ有機半導体の電気伝導度を決定づける、鍵となる因子を発見

2019-02-05 自然科学研究機構 研究の概要 有機半導体は、柔軟で、曲げることのできる電子回路を、印刷技術で大量に作るためには欠かせない材料であり、既に、有機発光ダイオード(OLED)を用いたディスプレイ市場では成功を収めています。し...
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