科学技術振興機構

0504高分子製品

ポリエステルの分解・ケミカルリサイクルを実現する高性能触媒を開発 ~植物油から化学品を合成する技術を適用、プラごみ問題の解決に道~

2022-09-16 科学技術振興機構,東京都立大学 ポイント プラスチックごみ問題(プラごみ問題)の解決に向けて、ポリマーを効率良く原料へ変換する革新的な手法開発が切望されている。 ポリエステルとアルコールを混合・加熱するだけで、完全に原...
0403電子応用

素子間の結合による超伝導電流の非局所制御に成功~将来的な超伝導量子計算への応用に期待~

2022-09-13 理化学研究所,科学技術振興機構 理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター量子機能システム研究グループの松尾貞茂基礎科学特別研究員、樽茶清悟グループディレクターらの国際共同研究グループは、並列に配置された2本の半導体...
0500化学一般

有機金属構造体から次世代多孔性炭素材料を合成する方法論を確立 ~蓄電池や触媒のエネルギー貯蔵・変換への応用に期待~

2022-09-06 早稲田大学,クイーンズランド大学,科学技術振興機構 ポイント 大きな比表面積、優れた熱的および化学的安定性を有する有機金属構造体(MOF)は、電気伝導率が低いために、電気化学的な応用展開には不向きであった。 既存の多孔...
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1700応用理学一般

高速な空気の流れをリアルタイム計測 従来比20倍速を実現 ~変化する流体に呼応するアクティブ制御に期待~

2022-08-30 東北大学,科学技術振興機構 ポイント 感度の高い観測点の最適な組み合わせを選択して、計測する手法「疎点解析粒子画像流速計測法(スパースプロセッシングPIV)」を実証するため、リアルタイム高速度カメラを組み込んだ風洞実験...
1601コンピュータ工学

シリコン量子ビットで量子誤り訂正を実現 ~誤り耐性半導体量子コンピューター開発に指針~

2022-08-25 理化学研究所,科学技術振興機構 理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター量子機能システム研究グループの武田健太研究員、野入亮人基礎科学特別研究員、樽茶清悟グループディレクター(量子コンピュータ研究センター半導体量子...
0403電子応用

光による磁気スイッチの新たな原理を発見 ~超低消費電力・超高速光磁気メモリーなどの実現に期待~

2022-08-24 東北大学,科学技術振興機構,中央大学,名古屋大学 ポイント 量子揺らぎで各原子の電子スピンの向きが定まらない“量子スピン液体”物質において、スピンが交互に向いたまま凍結した“スピンの固体”である反強磁性体や弱強磁性体と...
0504高分子製品

光に対して安定なのに、光で分解できる材料を開発 ~長く使えて環境にやさしい材料へ~

2022-08-18 東京大学,科学技術振興機構 ポイント 従来の光分解性材料はその分解性のために、光の下で長時間利用できないという問題点があった。そこで、光に対する安定性と分解性を両立させた新しい材料の開発に取り組んだ。 新しい分解方法と...
0500化学一般

おわん型多面体マイクロ単結晶の均一かつ精密な成長制御に成功

2022-08-05 筑波大学,関西学院大学,科学技術振興機構 雪やビスマス結晶のように、結晶には凹多面体形状で特徴付けられる「骸晶(がいしょう)」と呼ばれる一群が存在します。急速な結晶成長プロセスで形成される骸晶は、従来の緩やかな成長プロ...
1603情報システム・データ工学

未利用の位置情報付きデータを利活用する 世界メッシュ統計基盤を構築 ~多様なデータを局所的に処理、高速で安価な方式を開発~

2022-07-31 横浜市立大学,株式会社丹青社,統計数理研究所,科学技術振興機構 ポイント メッシュ統計の統計的品質評価方法を95パーセント信頼区間により定式化 メッシュ統計データの有用な分野が社会の広範囲に存在することを事例的に提示 ...
1601コンピュータ工学

世界初、光ランダムアクセス量子メモリーの原理実証に成功 ~大規模集積量子メモリーやダイヤモンド量子コンピューターの実現に道~

2022-07-29 横浜国立大学,科学技術振興機構 ポイント ダイヤモンド中のスピン量子ビットを光、マイクロ波およびラジオ波を用いた画期的手法で高空間分解能かつ高忠実度に制御することに成功。 誤り耐性型汎用量子コンピューターに不可欠な大規...
0504高分子製品

15分程度で自己修復するエラストマーを実現 ~フッ素を利用した”うら返し”のマテリアルデザイン~

2022-07-25 岐阜大学,科学技術振興機構 ポイント 室温で自発的に損傷が自己修復するエラストマーはメンテナンスフリーという観点から有用性が高い。 粘着性の高いポリマーに撥水・撥油性のフッ素成分を結合することで、表面はサラッとしている...
1602ソフトウェア工学

量子コンピューター上での量子化学計算の効率向上へ ~分子の波動関数を生成するASP法の実用化に大きな一歩~

2022-07-25 大阪公立大学,科学技術振興機構 ポイント 量子位相推定アルゴリズムによる量子化学計算では、求めたい電子状態の真の波動関数にできるだけ近い近似波動関数を事前に準備することが計算効率を上げる鍵となる。 断熱量子計算アルゴリ...
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