科学技術振興機構

1700応用理学一般

原子スケールの熱流構造を可視化する解析技術を開発 ~熱輸送メカニズムのさらなる解明に期待~

2022-03-25 大阪大学,科学技術振興機構 ポイント 従来は原子スケールの熱流を可視化する手段がなく、原子スケールの熱輸送状態を直感的に把握することができなかった。 原子スケールでモデル化された熱流を3次元空間分布として可視化する数値...
0505化学装置及び設備

赤錆の光触媒作用で水素と過酸化水素を同時に製造 ~太陽光水素の利用拡大に期待~

2022-03-23 神戸大学,高輝度光科学研究センター,名古屋大学,科学技術振興機構 ポイント 従来、過酸化水素生成に適していなかったヘマタイトに、異種金属イオン(スズ、チタン)をドーピングし、焼成することで、高活性な複合酸化物助触媒を形...
0505化学装置及び設備

自動実験ロボットとデータ科学の連携により リチウム空気電池のサイクル寿命を向上する電解液の開発に成功

2022-03-23 物質・材料研究機構,科学技術振興機構 1.物質・材料研究機構(以下「NIMS」)は、独自に開発した電気化学自動実験ロボットとデータ科学的手法を組み合わせた新しい材料探索手法を確立しました。本手法をリチウム空気電池用電解...
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1700応用理学一般

2次元での量子シミュレーションの性能を検証する新手法を確立~量子シミュレーターの開発に貢献する研究成果~

2022-03-21 近畿大学,科学技術振興機構 近畿大学 理工学部(大阪府東大阪市)理学科 物理学コース 研究員 金子 隆威と、准教授 段下 一平は、物理学で用いる高精度な数値計算手法「PEPS法」と、量子の複雑な挙動を再現する量子シミュ...
1601コンピュータ工学

実用化に必要な誤り耐性量子コンピューターの規模を飛躍的に小さくする技術を開発

世界初の量子誤り訂正/抑制のハイブリッド方式を提案 2022-03-18 日本電信電話株式会社,科学技術振興機構 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田 純、以下「NTT」)は大阪大学 量子情報・量子生命研究センタ...
0505化学装置及び設備

多電極イオンゲル分子センサーで呼気によるヘルスケアの実現へ

環境中の多成分の微量ガス分子を機械学習で同時検出 2022-03-17 東京大学,科学技術振興機構 ポイント イオンゲルと多数の電極を用いて、混合ガス中のppm(100万分の1)単位の水素・アンモニア・エタノールの同時検出に成功した。 イオ...
0501セラミックス及び無機化学製品

遷移金属触媒反応開発の新戦略’バーチャル配位子’を開発 ~遷移金属触媒反応開発コストの大幅削減へ~

2022-03-14 北海道大学,科学技術振興機構 ポイント 配位子をモデル化したバーチャル配位子を考案し、有用性を実証。 世界で初めてバーチャル配位子を用いた有機リン配位子の高速スクリーニングを実現。 コンピューター主導の新たな反応開発プ...
1600情報工学一般

JSTのプレプリントサーバー「Jxiv(ジェイカイブ)」の運用開始

日本で初めての本格的なプレプリントサーバー 2022-03-11 科学技術振興機構 JST(理事長 濵口 道成)は、研究成果の迅速な公開とオープンサイエンス推進のため、未発表のプレプリント(査読前論文)をオープンアクセスで公開するプレプリン...
1600情報工学一般

Cyber Physical System(CPS)を低コストで制御するAIを開発

ロボットやドローン、自動車などのさまざまな物理システムを計算機(情報システム)で管理し制御するサイバーフィジカルシステム(CPS)において、多種多様かつ複雑なタスクを実行するための制御機能を低コストで学習する新たな人工知能(AI)技術を開発しました。CPSにおいて想定される複雑なタスク仕様を信号時相論理(STL)で記述し、それらをベクトルに変換する技術(STL2vec)を新たに構築することで、多種多様なタスクの下での制御機能を統一的かつ省メモリーで学習することを可能としました。
1700応用理学一般

同位体を原子レベルで識別・可視化することに成功~透過電子顕微鏡で同位体の分析が可能に~

1〜4原子のごく微量の同位体炭素を透過電子顕微鏡で検出する技術を開発。グラフェンを構成する炭素原子の拡散を原子レベルの同位体追跡によって初めて観察。原子レベルの同位体分析によって材料開発や創薬研究などに貢献
0401発送配変電

プラスチック太陽電池の発電機構を解明~オフセットが小さくても光電変換効率が高い理由を分析~

半導体ポリマーと非フラーレン型電子アクセプター(NFA)を用いた有機薄膜太陽電池(OSC)の発電メカニズムを明らかにしました。NFAを用いたOSCの光電変換機構は従来系とは異なり、半導体ポリマーとNFAとの相分離界面近傍に形成されるエネルギー準位勾配を駆動力として光電変換していることを明らかにしました。
0502有機化学製品

インドールなどの化学的に安定なヘテロ芳香環に 二酸化炭素を2分子導入する新手法を開発

CO2は、有機合成化学の観点からすると安価で低毒性、かつ尽きることのない魅力的な炭素資源です。また、CO2の効率的かつ大規模なリサイクルが求められています。CO2から低コストかつ効率的に、持続可能社会を支えるための付加価値の高い有機化合物を創出し続ける研究は、天然資源の少ない日本にとって非常に重要です。研究グループは電気化学による電解還元法を用いることで、インドールなどの化学的に安定なヘテロ芳香環を脱芳香族化しながら、CO2を2分子導入する新しい形式のダブルカルボキシル化反応の開発に成功しました。
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