産業技術総合研究所

1201畜産

気中に漂う希薄なウイルスを検出し、「伝播リスクの見える化」に成功~畜産現場に適用できるウイルスセンシング技術の開発~

2023-10-31 産業技術総合研究所 ポイント ウイルスをハイドロキシアパタイト粒子へ吸着させ、検出阻害成分と分離し、PCRで高感度に検出 複数の地点で空気を採取し、畜舎の内外のウイルスの濃度・空間分布を推定 牛個体ごとの検査では把握が...
1601コンピュータ工学

量子コンピューターの高速初期化の鍵を握る新技術を開発~ナノデバイスの光子吸収を利用して超伝導量子ビットの初期化を加速~

2023-10-31 産業技術総合研究所 ポイント 超伝導・常伝導接合を用いた光子吸収技術により、高忠実度・高速な量子ビットの初期化を実現 従来の同様な手法を用いた量子ビット初期化技術に比べて約65%の時間で初期化 量子コンピューター性能向...
0502有機化学製品

低コストで廃棄物を抑えたペプチドの大量合成を実現~保護基の使用を最小限にし、ブロックをつなげるようにペプチドを合成する~

2023-10-31 産業技術総合研究所 ポイント 従来法とは逆方向に伸ばしていくペプチド合成法をもとに、ブロック単位でつなげる方法を新たに確立 ペプチド鎖を組み上げたのち、保護基を一度に除き、九つのアミノ酸からなる複雑なペプチドを大量合成...
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0502有機化学製品

機能性化学品を連続的に合成・抽出・分離可能なフロープロセスを開発~バニラ香料の高効率で低環境負荷な連続生産を実現~

2023-10-30 産業技術総合研究所 ポイント 高効率な連続生産フロープロセスの実現の鍵となる多段連続抽出分離システムを開発 多段連続抽出分離システムによる溶媒や未反応物の循環利用で、大幅な生産効率向上・廃棄物削減を達成 重要な香料成分...
0505化学装置及び設備

フロー式によるギ酸からの発電システムの開発~ギ酸から2,000時間以上の“連続”水素製造運転を実証~

2023-10-20 産業技術総合研究所 ポイント フロー式によって“連続”してギ酸から水素に高効率で変換する技術を開発 ギ酸から得られた水素を使って安定した発電を実証 得られる水素は、発電以外のさまざまな用途に展開可能 フロー式によるギ酸...
0501セラミックス及び無機化学製品

ロボット実験とAIによりセラミックス化学焼結プロセスの条件探索を高速化~「焼かずに」100 ℃以下の低温で作れる機能性セラミックスの種類が飛躍的に増加~

2023-10-18 産業技術総合研究所 ポイント 人間が1カ月以上かかるような合成・製造実験をロボットが1日で実現 キャパシタや燃料電池など、さまざまな機能性セラミックスが化学焼結で製造可能に 低温製造によって大幅なCO2排出量削減に貢献...
0402電気応用

次世代プロトン伝導セラミック燃料電池の発電性能を飛躍的に向上~発電効率70%が実現可能で、カーボンニュートラルに貢献~

2023-10-10 産業技術総合研究所 ポイント 電解質の内部短絡抑制と緻密薄膜化により発電性能が飛躍的に向上 実験データを再現できる計算モデルを構築し、発電効率70%以上の実現可能性を確認 超高効率発電技術の実現に向けた一歩 概要 国立...
0402電気応用

触媒技術を応用した新しいレドックスフロー電池~二酸化炭素を活物質にして充放電の実証に成功~

2023-10-04 産業技術総合研究所 ポイント 安定な二酸化炭素を触媒により活物質として利用可能に レドックスフロー電池の性能向上に向けた基盤技術 活物質の選択肢を広げ、新しい材料開発への活用が期待 触媒に基づいた新しいレドックスフロー...
1202農芸化学

微生物が作った有機液肥の性能をトマト水耕栽培で実証~廃棄物中の窒素のアップサイクルで資源循環に貢献~

2023-09-29 産業技術総合研究所 ポイント 食品加工廃水を有機液肥に変換し農業利用 市販の化学液肥と同等の効果 微生物がバイオフィルムを形成してトマトの根を守る 食品加工廃水を原料に微生物活性で作った有機液肥の性能をトマト水耕栽培で...
1600情報工学一般

数式から実画像や人的コスト不要で画像領域分割AIを自動学習~自動運転やロボットなど産業応用に柔軟な対応が可能に~

2023-09-29 産業技術総合研究所 NEDOの委託事業「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」(以下、本事業)で産業技術総合研究所(産総研)は、数理モデルから自動で学習できる画像認識AIの開発に取り組んでおり、今般、画像...
1600情報工学一般

人間らしい「視覚から物体間に働く力を想起する能力」をAIが再現することに成功 ~安価なセンサーによりロボットの丁寧な物体操作を実現~

2023-09-29 産業技術総合研究所 ポイント 視覚情報だけから「崩しそう」「つぶしそう」と想像する力をAIが獲得 物体を「壊さないよう」人間らしい推論に基づく行動をAIが立案 店舗や工場、物流倉庫におけるロボットの作業、カメラによる事...
1700応用理学一般

小惑星リュウグウが宇宙と実験室で違って見えるのはなぜ? ~「宇宙風化」が水のしるしを隠す~

2023-09-27 産業技術総合研究所 ポイント 小惑星リュウグウの採取試料の測定データと探査機「はやぶさ2」の観測データを直接比較 水の有無を知る鍵となる「OH吸収」が、観測データでは測定データの半分よりも弱いことが判明 その原因は大気...
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