0703金属材料 バンドトポロジーの性質、アモルファス薄膜で発見 ~応用に適した新材料で次世代センサーや素子の開発を加速~ 2023-06-14 東北大学 〇金属材料研究所 准教授 藤原宏平 金属材料研究所 教授 塚﨑敦 【発表のポイント】 結晶ではホットな研究テーマであるバンドトポロジー(注1)について、これまで研究の対象外であったアモルファスでの評価に取り組... 2023-06-14 0703金属材料
0500化学一般 水素を用いたプラスチックのケミカルリサイクルへ新たな道 ~カルボニル化合物の反応性の序列を覆す新触媒~ 2023-06-13 東京大学 発表のポイント ◆合成樹脂(プラスチック)などに含まれるウレア結合に水素分子(H2)を付加することで、ホルムアミドとアミンに分解する新たな水素化触媒を開発しました。 ◆ウレアはカルボニル化合物(エステルやアミ... 2023-06-13 0500化学一般
0501セラミックス及び無機化学製品 磁場で動く低温用形状記憶合金を開発 ~磁じ歪わい材料やアクチュエーターのエネルギーロスを約1/100に~ 2023-06-13 東北大学 大学院工学研究科 助教 許 皛 【発表のポイント】 磁場で駆動可能な新規パラジウム(Pd)系形状記憶合金の開発に成功しました。 従来の形状記憶合金に比べ、動作に伴うエネルギーロスを約1/100に抑えました。 ... 2023-06-13 0501セラミックス及び無機化学製品
0500化学一般 ナノクリスタルのネックレス「モファキサン」の合成に成功~高分子が結晶を貫通した規格外の新物質~ 2023-06-12 東京大学 発表のポイント ◆リング状の分子に軸状の分子が貫通した「ロタキサン」構造は、ノーベル化学賞の対象となった分子マシンにも利用され、さまざまな物質の組み合わせでその構造を実現することが課題になっていました。 ◆多... 2023-06-12 0500化学一般
1202農芸化学 低施肥でも穂数が減らず、収量を確保できるイネを開発~ゲノム編集技術で、SDGs時代の新しいイネ遺伝資源を創成~ 2023-06-08 東京大学 発表のポイント 施肥によりイネの分げつ数(穂数)が増える分子機構を明らかにし、その鍵となる遺伝子をゲノム編集技術によって改良することで、低施肥栽培での収量性を向上しました。 品種間差で同定済みの遺伝子ではない... 2023-06-09 1202農芸化学
0403電子応用 原子層堆積法を用いたナノシート酸化物半導体トランジスタを開発~半導体の高集積化・高機能化へ期待~ 2023-06-09 東京大学 ○発表のポイント: ◆ナノシート状の酸化物半導体を用いて高性能・高信頼性なトランジスタを開発した。 ◆原子層堆積法により極めて薄い酸化物半導体の成膜方法を開発しデバイス集積した。 ◆半導体の高集積化とそれによ... 2023-06-09 0403電子応用
0500化学一般 露出した金属表面を持つハイブリッド分子触媒を開発 ~安定性と高い触媒活性を両立~ 2023-06-09 東京大学,東京都立大学,株式会社リガク,科学技術振興機構 ポイント リング状金属酸化物の内側に存在する1ナノメートル径の空間に銀ナノクラスターを導入することで、露出した銀表面を持つハイブリッド分子触媒を開発。 開発した... 2023-06-09 0500化学一般
0403電子応用 音声コマンド認識AIの電力を3桁削減、新方式AIプロセッサーを開発 ~乾電池1本で2年以上連続動作、ドローンやロボットへの応用に期待~ 2023-06-09 東京大学,科学技術振興機構 ポイント 音声コマンド認識AIの消費電力を3桁削減可能な、布線論理型AIプロセッサーを開発。 布線論理型AIプロセッサーの課題は膨大な実装面積。そこで、チップ面積と電力を削減するため新たなア... 2023-06-09 0403電子応用
0400電気電子一般 原子層強誘電材料のバルク光起電力発電を実証~ナノ発電実現へ新たな道を開拓~ 2023-06-07 東京大学 発表のポイント ◆2次元層状材料である硫化錫(SnS)において、中心対称性を持たない強誘電体相を成長し、pn接合を必要としないバルク光起電力効果による発電を実証した。 ◆強誘電体SnSにおける分極ドメイン境界... 2023-06-07 0400電気電子一般
1400水産一般 黒潮の環境DNAから青魚の分布特性を探る 2023-06-01 東京大学 発表のポイント ◆黒潮域の海水中に含まれる環境DNAを用いた調査から、さば類はカタクチイワシが多い海域に集中していることが明らかにされました。 ◆外温動物である魚類は通常水温に依存した分布を示しますが、魚食性... 2023-06-05 1400水産一般
1702地球物理及び地球化学 台風が引き起こす波はいつ深層に到達するのか? ~数週間も海中をさまよう波の亡霊~ 2023-06-02 東京大学,九州大学 発表のポイント ◆日本海の対馬前線海域において、台風によって励起された波が減衰することなく1週間以上も海の中を彷徨い続けている事実を発見し、詳しい物理メカニズムを明らかにした。 ◆鉛直1次元的な係留... 2023-06-05 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 世界最深の熱水活動の痕跡を発見~世界最深の熱水活動の痕跡を東北日本沖の古く冷たい太平洋プレート上で発見~ 2023-06-01 早稲田大学 発表のポイント 従来型の火山活動が無い東北日本沖の水深約5,700 mの海底から、世界で最も深い熱水活動の痕跡を発見した。この熱水活動を引き起こした火山活動として最も有力なのが、試料採取地点付近に存在するプ... 2023-06-02 1702地球物理及び地球化学