日本原子力研究開発機構

2005放射線防護

地衣類中で放射性セシウムが保持される仕組みを明らかに~環境中のセシウムの動態解明に寄与~

2022-09-15 日本原子力研究開発機構,法政大学,国立科学博物館 【発表のポイント】 地衣類とは、藻類と共生している菌類の総称です。これまでに地衣類は、放射性セシウムを長期間保持すると言われてきました。しかし、「どの部位」で、「どのよ...
0705金属加工

東海村発!産官連携により新型ボルテックスチューブを開発~熱力学に潜む”マクスウェルの悪魔”を制御して冷却性能を向上~

2022-09-09 山藤鉄工株式会社,日本原子力研究開発機構,株式会社アート科学 【発表のポイント】 ボルテックスチューブ*1は、製造現場の空気コンプレッサーと接続して、金属加工時のスポット冷却などのために利用されています。 しかし、実際...
0505化学装置及び設備

省エネ、省スペース! チタンを活用した超高真空ゲッターポンプを発明~カーボンニュートラルな持続可能社会に大きく貢献!~

2022-09-06 日本原子力研究開発機構J-PARCセンター 【発表のポイント】 超高真空とは、大気圧より非常に低い圧力の状態です。この超高真空を作り出すことは、あらゆる産業用装置や最先端研究用装置の高度化のために必須な技術です。しかし...
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2001原子炉システムの設計及び建設

多方向の地震力低減可能なユニット型3次元免震装置を開発

2022-09-02 日本原子力研究開発機構,富山県立大学,東京電機大学,日本原子力発電株式会社,三菱FBRシステムズ株式会社,株式会社大林組,株式会社川金コアテック,平和発條株式会社 発表のポイント】 ナトリウム冷却高速炉においては、他国...
0505化学装置及び設備

原子一個の厚みのカーボン膜で水素と重水素を分ける~幅広い分野でのキーマテリアル「重水素」を安価に精製する新技術を実証~

2022-08-31 日本原子力研究開発機構,東京大学,北海道大学,大阪大学 【発表のポイント】 原子一個の厚さからなるグラフェン膜*1で水素と重水素を分離できることを実証 分離のメカニズムはグラフェン膜に対して水素イオンと重水素イオン*2...
1700応用理学一般

ナノ磁石の磁気エネルギー地形の測量に成功 ~高性能疑似量子コンピューター開発に向けた数学的基盤を確立~

2022-08-18 東北大学,日本原子力研究開発機構 【発表のポイント】 確率的に振る舞う新規スピントロニクス素子を用いて、ナノメートルサイズの磁石(ナノ磁石)に関する未解決問題を実験で初めて検証 ナノ磁石の外場(磁場や電流)下の動作を記...
0501セラミックス及び無機化学製品

身近な塩で超純良ウラン超伝導物質の育成に成功! ~次世代量子コンピューターへの応用に期待~

2022-07-29 日本原子力研究開発機構 【発表のポイント】 ウラン化合物であるウランテルル化物 (化学式UTe2) は、次世代量子コンピューターへの応用が期待されるトポロジカル超伝導体の候補物質です。 超伝導性能の向上のために、純良な...
2000原子力放射線一般

水生昆虫への放射性セシウム粒子の移行を解明~体組織への吸収は確認されず~

2022-07-14 国立環境研究所,電力中央研究所,福島県環境創造センター,日本原子力研究開発機構,農研機構,福島大学,東京大学 環境から淡水魚への放射性セシウム移行の把握には、魚の餌となる水生昆虫の放射性セシウム濃度を明らかにすることが...
0402電気応用

パルス中性子ビームで車載用燃料電池セル内部の水の可視化に成功~燃料電池のさらなる高性能化で、温室効果ガス排出量削減に貢献~

2022-07-12 新エネルギー・産業技術総合開発機構,高エネルギー加速器研究機構,日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター,株式会社日産アーク,技術研究組合FC-Cubic NEDOの「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決...
2000原子力放射線一般

日本初!放射線測定器のJIS登録試験所が誕生~放射線測定の信頼性確保が大きく前進~

2022-06-23 日本原子力研究開発機構 【発表のポイント】 放射線はその種類とエネルギーによってふるまいが異なるため、日本産業規格(JIS)では、その種類ごとに、幅広いエネルギー範囲で放射線測定器の試験を求めています。原子力機構の放射...
2005放射線防護

固溶体化が燃料デブリの「その後、」を決める 〜核燃料デブリの安全な保管や処理・処分に関わる新たな化学的知見〜

2022-06-13 東北大学多元物質科学研究所,日本原子力研究開発機構,京都大学 【発表のポイント】 東京電力(株)福島第一原子力発電所(以下、「1F」)の事故後の炉内に存在する核燃料デブリ(注1)を安全に取り扱うためには、その化学的性質...
1702地球物理及び地球化学

静かなオーロラが地球大気を深くまで電離させる~最先端の観測とシミュレーションで見えた宇宙と大気のつながり~

2022-06-10 総合研究大学院大学,国立極地研究所,東京大学,大阪大学,名古屋大学,日本原子力研究開発機構 研究の背景 オーロラは、地球周辺の宇宙空間から大気へと降り込む電子が極域大気の原子や分子に衝突することによって大気が発光する現...
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