大阪大学

1700応用理学一般

2次元金属に「フェロバレー強磁性」を誘起することに成功 ~第3のエレクトロニクスである「バレートロニクス」への応用展開が期待~

2022-09-16 東京大学 1.発表者: 松岡 秀樹(研究当時:東京大学 大学院工学系研究科物理工学専攻 博士課程/現在:理化学研究所 創発物性科学研究センター創発デバイス研究チーム 基礎科学特別研究員) 羽部 哲朗(研究当時:北海道大...
0502有機化学製品

励起一重項と三重項のエネルギー逆転を実現~フントの規則を破る新しい有機EL材料として期待~

2022-09-15 理化学研究所,大阪大学,山形大学,北海道大学 理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター創発超分子材料研究チームの相澤直矢基礎科学特別研究員(研究当時)(現大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻助教)、夫勇進チームリー...
1700応用理学一般

室温で異方性ホール効果を示す新物質の発見 ~世界で初めて2次元/1次元ハイブリッド超格子を実現~

2022-09-01 大阪大学,科学技術振興機構 ポイント 380ケルビン(107度)まで面内異方性ホール効果を示す新しいタイプのバナジウム系2次元/1次元ハイブリッド超格子を発見した。 従来の超格子は、例えば2次元超格子など同じ次元の物質...
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0505化学装置及び設備

原子一個の厚みのカーボン膜で水素と重水素を分ける~幅広い分野でのキーマテリアル「重水素」を安価に精製する新技術を実証~

2022-08-31 日本原子力研究開発機構,東京大学,北海道大学,大阪大学 【発表のポイント】 原子一個の厚さからなるグラフェン膜*1で水素と重水素を分離できることを実証 分離のメカニズムはグラフェン膜に対して水素イオンと重水素イオン*2...
1903自然環境保全

アフリカ熱帯雨林における野生動物資源量推定の有効な指標を発見~地域住民主体の野生動物モニタリング法の基礎を確立~

2022-08-26 京都大学 世界の熱帯雨林では過剰な狩猟による野生動物の減少が「ブッシュミート危機」として問題になっており、生物多様性と地域住民の生活を脅かしています。住民自身による地域主体型の野生動物モニタリングの実施が有効な解決策の...
0501セラミックス及び無機化学製品

無機化合物の2つの基本構造の共存と制御を達成~環境浄化や人工光合成の実現に向けた新たな材料設計指針を提示~

2022-08-03 京都大学 NaCl(塩化ナトリウム)に代表される岩塩型構造とCaF2(フッ化カルシウム)に代表される蛍石型構造は、無機化合物において、最も基本的な結晶構造です。また、岩塩構造の層(岩塩層)を持つ化合物や蛍石型構造の層(...
0110情報・精密機器

長時間・大面積の超解像ラマンイメージングを実現 ~電子デバイス材料の評価や生体分子観察への応用に期待~

2022-07-16 徳島大学,大阪大学,科学技術振興機構 徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 加藤 遼 特任 助教、矢野 隆章 教授、および大阪大学 大学院工学研究科 森山 季 (大学院生(当時))、馬越 貴之 講師、Prabhat...
1602ソフトウェア工学

量子計算機のハードウェアとアルゴリズムのエラーを抑制できる手法を開発 ~演算を高精度化する一般的な枠組みを提唱~

2022-07-07 東京大学 1.発表のポイント: ◆量子計算機(注1)を用いた量子多体計算(注2)のエラーを効率的に除去する手法を開発した。 ◆低精度の量子状態同士に量子もつれ(注3)を導入することで演算を高精度化する一般的枠組みを提唱...
1700応用理学一般

レーザーで創るミニチュア宇宙~ レーザープラズマ中の磁気リコネクションにおける電子アウトフローを世界初計測~

2022-07-01 核融合科学研究所 大阪大学大学院工学研究科の境健太郎さん(博士後期課程/日本学術振興会特別研究員DC1)と蔵満康浩教授(レーザー科学研究所兼任)、自然科学研究機構核融合科学研究所の森高外征雄助教らの研究グループは、大阪...
0705金属加工

レーザ方式の粉末3Dプリンタでニッケル単結晶の造形に成功~普及率が高い造形方法で航空機エンジンの耐熱材料部品の開発を加速~

2022-06-22 物質・材料研究機構,大阪大学 NIMSと国立大学法人大阪大学大学院工学研究科は、照射面強度分布が均一でビーム半径が大きいレーザを、ニッケル粉末に照射することにより、欠陥が少なく、結晶の方向がそろった単結晶を造形すること...
1701物理及び化学

超変形した原子核40Caの崩壊メカニズムを解明~宇宙での元素合成過程の謎に迫る成果~

2022-06-20 日本原子力研究機構 【研究成果のポイント】 カルシウム40原子核の超変形状態から球形の基底状態への予想外に抑制された崩壊を発見 超変形原子核の崩壊メカニズムはこれまで大きな謎であったが、カルシウム40原子核に存在する3...
1702地球物理及び地球化学

静かなオーロラが地球大気を深くまで電離させる~最先端の観測とシミュレーションで見えた宇宙と大気のつながり~

2022-06-10 総合研究大学院大学,国立極地研究所,東京大学,大阪大学,名古屋大学,日本原子力研究開発機構 研究の背景 オーロラは、地球周辺の宇宙空間から大気へと降り込む電子が極域大気の原子や分子に衝突することによって大気が発光する現...
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