国立天文台

1701物理及び化学

星のゆりかごを揺さぶる若い星からの産声

2023-02-03 国立天文台 アルマ望遠鏡で観測したオリオン座方向にある星団が形成されている領域(FIR 3、FIR 4)とその周辺。中央やや左上のFIR 3にある原始星(★印)から、下の方向に噴き出すガス流が、その下側のFIR 4で高...
0300航空・宇宙一般

マウナケア上空に出現した渦巻

2023-02-01 国立天文台 2023年1月18日未明(ハワイ時)、すばる望遠鏡に設置された「星空ライブカメラ」が、上空に出現した渦巻を捉えました。スペースX(エックス)社が打ち上げた、人工衛星の軌道投入と関連した現象だと考えられます。...
1701物理及び化学

世界初! AIが描く 天の川銀河のガス雲分布:約14万個の「星の誕生候補地」を推定

2023-01-27 大阪公立大学,東京大学大学院理学系研究科,核融合科学研究所,福井工業大学,理化学研究所,国立天文台 ポイント 国立天文台野辺山45m宇宙電波望遠鏡によって取得された一酸化炭素分子データを用いて、約14万個の星間分子ガス...
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1701物理及び化学

超淡銀河から長く伸びる星の流れを発見

2023-01-27 国立天文台 すばる望遠鏡HSCによるM81銀河群の観測領域(点線と赤線で囲まれた範囲、背景はスローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)の観測画像)(左)と、赤線で囲まれた超淡銀河「F8D1」を含む領域における赤色...
1701物理及び化学

1000 倍の解像度で見えた! 大質量の星を生み出す、磁場が支えるガスの流れ

2023-01-20 国立天文台 アルマ望遠鏡の高い解像度によって、大質量の星が生まれる場所では、星に物質が供給される仕組みに磁場が重要な役割を果たしていることがわかりました。 星形成過程において、磁場がどのような役割を果たすかは、これまで...
1701物理及び化学

55 億光年先の宇宙で最大級のモンスター超銀河団を発見

2023-01-19 国立天文台 国立天文台と広島大学を中心とした研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラを用いた大規模観測から、約 55 億光年先の宇宙において、巨大な超銀河団を発見しました。およそ満月 15 個分の天域にまたがっ...
1700応用理学一般

黒点計数のための汎用黒点自動検出手法の開発

2023-01-04 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 黒点や黒点群の数は、太陽活動の指標の中で、太陽の直接観測で得られるものとしては最も長い蓄積があり、長期にわたる太陽活動変動を知る手がかりとなっています。ただ、そのもとになる黒点検出...
1701物理及び化学

ヒアデス星団に所属する、巨大惑星に似た褐色矮星を直接撮像で発見

2022-12-20 国立天文台 すばる望遠鏡の超高コントラスト補償光学システムを利用した観測により、太陽のような恒星を周回する褐色矮星の姿が捉えられました。直接撮像に加えて位置天文衛星などのデータを組み合わせる新しい手法を用いて、この天体...
1701物理及び化学

40年間の観測から木星の気温に謎のパターンを発見

2022-12-19 国立天文台 NASA の宇宙探査機と地上望遠鏡の観測データを用い、木星の対流圏上層部の温度を、今までで一番長い期間追跡調査をした結果、木星の気温が四季とは関係なしに一定の間隔で変動することが発見されました。木星の対流圏...
1701物理及び化学

機械学習が導き出したブラックホールの成長メカニズム

2022-12-15 国立天文台 本研究の概念図。機械学習により、ブラックホールと本体の銀河の組み合わせを多数テストし、その中から実際の観測と最もよく一致する組み合わせを選ぶ。(Credit: H. Zhang, M. Wielgus et...
1701物理及び化学

宇宙最大の爆発現象「ガンマ線バースト」の 爆発エネルギーは従来予測の4倍以上と判明~世界初の電波・可視光同時偏光観測から隠れた爆発エネルギーを測定~

2022-12-09 国立天文台 台湾・国立中央大学/MITOS Science CO., LTD.の浦田裕次氏、東北大学学際科学フロンティア研究所(兼務 大学院理学研究科)の當真賢二准教授、同大学大学院理学研究科の桑田明日香氏(博士後期課...
1701物理及び化学

M87ジェットの速度分布を説明する新しいシナリオを提唱

2022-11-29 国立天文台 工学院大学、国立天文台、愛知教育大学、東京大学、韓国天文研究院、延世大学、上海交通大学からなる国際研究チームは、楕円銀河M87の巨大ブラックホールから噴出するジェットの速度分布を説明する新しいシナリオを提唱...
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