マウナケア山頂域の大規模な停電による共同利用観測への影響について (第一報)

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2018年9月13日 (ハワイ現地時間)

  ハワイ時間2018年9月13日未明、マウナケア山頂域全体で大規模な停電が発生しました。その結果、すばる望遠鏡山頂施設の電源は4時間近くに渡って停止しました。

  この停電に伴い、すばる望遠鏡本体に電源を供給する無停電電源 (UPS) が正常に機能せず、望遠鏡は停止しました。また、停電解消後に UPS の再起動を試みましたが、起動しませんでした。

  十分な調査を行わない段階では復旧の見込みを立てられないことから、少なくとも現段階ではハワイ時間2018年9月13日から10月1日までの共同利用観測を中止することにしました。

  この停電に伴う人的被害はありません。現在、UPS が起動しなかった原因、すばる望遠鏡本体および観測装置等への影響について調査を進めており、調査結果に基づき、安全かつ早急に共同利用観測を再開すべく、適切に対応いたします。 復旧の見込みは判明次第お知らせします。

 

国立天文台ハワイ観測所長 吉田道利

『© 国立天文台』

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