月および月以遠の宇宙探査協力に係る米国航空宇宙局(NASA)との共同声明について

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2018/09/07 更新 JAXA
月および月以遠の宇宙探査協力に係る米国航空宇宙局(NASA)との共同声明について

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月27日、月および月以遠の宇宙探査協力について、米国航空宇宙局(NASA)と共同声明に署名しました。

本共同声明は、米国が主導し月近傍に建設を目指す“Gateway”を含む探査キャンペーンに対し、日本を招待する旨の本年8月9日付けNASAブライデンシュタイン長官からJAXA理事長山川宏への書簡を受けたもので、両機関は、互いに得意とする技術を集結させることで、宇宙探査の基盤を発展できるとの共通認識のもと、日本のHTV-X等の高度な技術が月探査の基盤を強化し、月近傍と月面における様々なミッションを支えるための持続性や能力の向上に繋がることを確認しました。
また、“Gateway”の重要な機能を日本が提供する意思および、“Gateway”を含む月近傍への有人輸送としてSLS、オリオン宇宙船をNASAが担当する考え方について、認識を共有しました。

さらに、両機関は、無人探査機、月面着陸機、ローバ等の活用による、月および月以遠の探査での協力機会を探求するための共同議論を続けていくことを確認しました。

今後、両機関の責任について、両国のステークホルダの皆様から支持が得られるよう、具体的な提案を行って参ります。

JAXA若田理事(左)とNASAゲスティンマイヤ局長(右)

共同声明発表者
JAXA理事・有人宇宙技術部門長   若田 光一
NASA有人探査運用局長   ウィリアム・ゲスティンマイヤ

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