ニホンライチョウに寄生する病原性原虫の新種を特定

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生息数増加に貢献、新種を「ライチョイ」と命名

23018/08/02 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科,農研機構

大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻の松林 誠 准教授(専門 原虫学)らの研究グループは、国の特別天然記念物で絶滅危惧種とされるニホンライチョウを調査し、繁殖・育雛期にかけて寄生虫が蔓延し、これが生息数減少のひとつの要因となっている可能性を明らかにしました。また、ニホンライチョウに寄生する原虫は新種であることを明らかにし、「Eimeria raichoi」と命名しました。本研究成果により今後のニホンライチョウの保全計画、生息数の増加への寄与が期待されます。
本研究には、農研機構動物衛生研究部門 芝原友幸上席研究員(大阪府立学 客員教授)が参画しており、その結果は、以下の論文に掲載されています。

論文情報
論文名

Molecular identification of two Eimeria species, E. uekii and E. raichoi as type B, in wild Japanese rock ptarmigans, Lagopus muta japonica. (野生日本ライチョウ(Lagopus muta japonica)由来原虫2種、Eimeria uekii およびtype B とされてきた新種E. raichoiの分子生物学的同定について)

著者名

Makoto Matsubayashi1, Sayaka Tsuchida2, Atsushi Kobayashi3, Tomoyuki Shibahara4, Hiroshi Nakamura5, Koichi Murata6, Kazunari Ushida2.
(1大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻, 2中部大学 創発学術院, 3東邦大学, 4農研機構 動物衛生研究部門, 5中村浩志国際鳥類研究所, 6日本大学 生物資源科学部)

雑誌名

International Journal for Parasitology: Parasites and Wildlife 7; 243-250

DOI

org/10.1016/j.ijppaw.2018.06.005

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大阪府立大学 共同プレスリリース 2018年7月20日
ニホンライチョウに寄生する病原性原虫の新種を特定―生息数増加に貢献、新種を「ライチョイ」と命名―
(外部リンク:大阪府立大学 PDF)

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