はやぶさ2イオンエンジン往路完走

2018/06/04  JAXA

「はやぶさ2プロジェクト」

今年(2018年)1月10日から第3期イオンエンジン運転を行ってきましたが、2018年6月3日にその運転を終了しました。これで、小惑星リュウグウに向かう往路のイオンエンジンの運転はすべて終了したことになります。

6月3日の運用では、探査機からのドップラー(電波の周波数)のデータを確認し、機上時間で14:59(日本時間)にイオンエンジンを停止することにし、そのためのコマンドを探査機に送りました。そして、15:16に探査機からのテレメトリデータよりイオンエンジンが正常に終了したことが確認されました。第3期イオンエンジン運転では、連続運転の時間が約2,426時間、総加速量が約393m/sec(時速約1,400km)となりました。

今後は、探査機の正確な軌道決定を行うともに、光学電波複合航法(略して「光学航法」と呼ぶこともある)により小惑星リュウグウの軌道も正確に推定しつつ、リュウグウに接近していくことになります。イオンエンジンの運用の実績や、軌道決定・光学電波複合航法の結果につきましては、今後ご報告いたします。

2018年6月3日の運用後の集合写真

はやぶさ2プロジェクト
2018.06.04