タイ・バンコク国立博物館で8K映像の展示

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平成29年12月13日
「日本美術のあゆみ-信仰とくらしの造形-」展における8K映像の展示
 総務省は、文化庁と協力して、平成29年12月26日(火)からタイ王国バンコク国立博物館(バンコク)で開催される「日本美術のあゆみ-信仰とくらしの造形-」展において、超高精細映像技術(8K(※1))を活用した映像の展示により我が国の優れた4K・8K技術のPRを行います。
 「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合 第二次中間報告」(平成27年7月)においては、4K・8K技術に関連した様々な製品やサービスが開発・販売され、生活、文化、社会に浸透していくことは、4K・8K技術に関する様々な分野の国内産業の発展、さらには国際市場での競争力強化につながるものであるとともに、これらの技術に基づいた放送サービスの展開及び普及にも寄与するものであり、総合的な取組を推進していくことが肝要、とされています。

また、本年10月に策定した情報通信分野の海外展開戦略においても、膨大な世界市場の形成が見込まれる4K・8K技術について我が国企業のビジネス機会を拡大するため、広告、医療、設計・デザイン等を含めた多分野において4K・8K技術の普及展開を図ることとしています。

さらに、タイ政府との間では、平成28年11月に、総務省とタイ王国国家放送通信委員会との間で署名された放送・通信分野の協力に関する覚書に基づき、4K・8Kなどの先進的放送技術に関する協力が進められているところです。

このような状況を踏まえ、今般、総務省は、美術分野における8K利活用の事例を海外において具体的に示し、我が国の優れた4K・8K技術の普及展開に資することを目的として、文化庁と協力して、バンコク国立博物館で開催される「日本美術のあゆみ-信仰とくらしの造形-」展において8K映像の展示を行うこととしました。

総務省は、このような取組を通じ、引き続き、4K・8Kの総合的な推進を進めてまいります。

【バンコク国立博物館「日本美術のあゆみ-信仰とくらしの造形-」展での8K展示概要】

期間: 平成29年12月26日(火)~平成30年2月18日(日)(※2)

場所: タイ王国バンコク国立博物館「日本美術のあゆみ-信仰とくらしの造形-」展(※3会場内

概要: 「千体仏の小宇宙 ~京都 三十三間堂~」及び「祝舞 石橋 和合連獅子~金剛流~」(いずれもNHK制作)を8Kディスプレイにより上映し(※4)、臨場感溢れる8K映像のデモンストレーションを実施

「千体仏の小宇宙 ~京都 三十三間堂~」

「千体仏の小宇宙 ~京都 三十三間堂~」参考画像
「祝舞 石橋 和合連獅子~金剛流~」

「祝舞 石橋 和合連獅子~金剛流~」参考画像
※1: 現行の地上デジタルテレビ放送の16倍の画素数(約3,300万画素)により高精細で立体感、臨場感ある映像を実現する技術

※2: 「日本美術のあゆみ-信仰とくらしの造形-」展の一般公開は、平成29年12月27日(水)~平成30年2月18日(日)

※3: 主催:文化庁、東京国立博物館、九州国立博物館、国際交流基金、タイ文化省芸術局

協賛:日本航空、GLASBAU HAHN、タキヤ株式会社、油脂製品株式会社、株式会社カネカ、

ミネベアミツミ株式会社、株式会社岡村製作所

協力:総務省、映像提供:NHK、機材提供:アストロデザイン株式会社、シャープ株式会社

後援:在タイ日本国大使館、タイ国日本人会

※4: シャープ株式会社製8Kディスプレイ、アストロデザイン株式会社製8K再生装置を使用

【参考】

・文化庁主催海外展「日本美術のあゆみ-信仰とくらしの造形-」展(於タイ王国)の開催(平成29年11月28日)

http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1398816.html

・海外展開戦略(情報通信)の策定(平成29年10月31日)

総務省|報道資料|海外展開戦略(情報通信)の策定
総務省においては、「インフラシステム輸出戦略(平成29年度改訂版)」(平成29年5月29日 経協インフラ戦略会議決定)に基づき、経済産業省とともに情報通信分野の海外展開戦略を策定いたしました。

・タイ王国国家放送通信委員会との放送・通信分野の協力に関する覚書の署名(平成28年11月15日)http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin09_02000050.html

連絡先
情報流通行政局 放送技術課

担当:柴田課長補佐、佐々木係長

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